Core/Dash ディメンション: 最上位パス名(Top level Pathname)
最上位ディレクトリ全体でパフォーマンス指標を集計することにより、システム的なテンプレートの障害を修正します。
ディメンション:最上位パス名 (ff)
個々の URL は特定のデータを提供します。最上位パス名(Top Level Pathname)は、このトラフィックを URL パスの最初のディレクトリで集計します。この自動グループ化により、単一のビューで事業部門とテンプレート全体のパフォーマンスを監査できます。

パス名分析の目的
パフォーマンスのボトルネックは、特定のコンテンツではなくコード構造に存在することがよくあります。最上位パス名は、アプリケーションのルート構造に直接マッピングされます。
- テンプレートの分離: カタログまたはインベントリセクションでグループ化すると、データベース内のすべてのアイテムのパフォーマンスが集計されます。このパス全体が遅い場合は、単一の悪い画像ではなく、製品ページテンプレートの欠陥を特定したことになります。
- アーキテクチャの比較: CMS 主導のコンテンツルートと動的な e コマースルートを比較します。これらのセクション間で TTFB に大きな分散がある場合は、一方のスタックのパフォーマンスが他方より劣っていることを示唆しています。
- 機能の監査: チェックアウトファネルとカートページでは、他のページでは読み込まれない重いサードパーティスクリプトが読み込まれることがよくあります。このビューはその影響を分離するため、それらの統合のコストを測定できます。
指標固有のシナリオ
パス名のグループ化を使用して、特定の種類の回帰(リグレッション)を診断します。
- LCP (Largest Contentful Paint): メディアの多いカタログページでの高い LCP は、メインの製品画像を遅延させている遅い API 呼び出しを示していることがよくあります。逆に、テキストの多いブログルートでの高い LCP は、通常、記事テンプレート内の最適化されていないヒーロー画像を示しています。
- CLS (Cumulative Layout Shift): 長文コンテンツページの CLS スコアが悪い場合は、コンテンツ本文に挿入された広告や動的要素を確認してください。トランザクションのステップがずれる場合は、遅れて読み込まれる送料計算ツールやトラストバッジを探します。
- INP (Interaction to Next Paint): 検索インターフェースでの高い INP は、フィルタリングまたは検索ロジックがメインスレッドをブロックしていることを示しています。これにより、複雑な JavaScript の対話性を最適化する必要性が特定されます。
- TTFB (Time to First Byte): 認証済みユーザーエリアと静的ランディングページ間の TTFB の格差は、キャッシュされた公開ページに対する、ログインユーザー向けのサーバーサイドレンダリングのコストを浮き彫りにします。
Core Web Vitals の改善
最上位パス名を使用して、エンジニアリングリソースを導きます。
- 遅いパスの特定: テーブルを影響度(Impact)で並べ替えます。パフォーマンスの低下の量が最も多いディレクトリ(例: /blog/)を見つけます。
- 構成要素の検査: パスをクリックしてダッシュボードをフィルタリングします。URL ディメンションに切り替えて、そのグループを構成する個々のページを表示します。
- 原因の区別: パス内の遅い URL の分布を分析します。
システム的な障害: パス内の URL の大半が遅い場合、問題は共有テンプレートコードまたはバックエンドロジックにあります。テンプレートを修正してグループ全体を解決します。
特定の外れ値: トラフィックの多い少数の URL だけが遅い場合は、特定のコンテンツアセット(重いビデオや最適化されていない画像ギャラリーなど)が全体的な p75 を歪めています。それらの特定のページを最適化して、パスの健全性を回復します。

